Pearl Moon Story

真珠と月

世界最古の宝石として貴重で美しい真珠を古代の人たちは「月のしずく」と称えました。
ギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテが月夜に流した涙が海に落ち、海の神ポセイドンがその涙をそっとすくい貝に納めた涙が真珠になったという話は有名です。
古来から真珠と月にまつわる物語は美しくもはかないものが多いですが、それ故に愛情に満ちた物語でもあります。

”Pearl Moon Series” はそんな真珠と月をイメージして作られました。

真珠(Pearl)

万葉集では真珠を美しい女性にたとえた歌が数多く収められています。ヨーロッパでは「人魚の涙」とも呼ばれ「人魚が恋人を想って流した涙が、波にはじけて宝石となった」という美しい伝説もあります。

美しさを象徴する真珠は母貝に育まれることから愛情の象徴と言われ、大切な人を引き寄せ、愛し合うという意味を持ちます。宝石になるまで永い年月がかかることから、苦難を乗り越え、困難を美しさに変える力が宿るとも言われています。
また、海に関わる人々の「お守り」としても親しまれ、身につけることで、気持ちを鎮め、ポジティブにしてくれる効果があると言われています。

パールの宝石言葉
愛情・純粋・健康・富・円満・完成

月(Moon)

日本ではすぐにかぐや姫が浮かびますが、文豪・夏目漱石が「I love you」を「月がきれいですね」と訳したという話は有名です。

月の女神の道しるべ
ギリシャ神話の月の女神アルテミスは道に迷った人々に進むべき方向を教えてくれたとされます。

月明かりを眺めていると日頃のストレスが解放され心がリセットされるそうです。
「新月」は種をまく、新しいことを始める時期。「上弦の月」はゆっくりエネルギーが満ちていく育ちの時期。「満月」は今まで積み重ねたものを発表する収穫時期。「下弦の月」は、新たな種にむけて気持ちを整理し、優しいまなざしでゆっくり自分を振り返る時期。などの意味があるようです。
月を「ツキ」といい、運を呼び込むとも言われています。